国土地理院のデータを使って「鳥島」を作ってみた

鳥島の3Dプリントの画像
鳥島の3Dプリント

国土地理院の地形データを使って鳥島のモデルを3Dプリントしました。着彩はアクリル絵の具です。
地形好きな人には日本全国どこでも出せておすすめですw

モデルの作成

地理院地図(https://maps.gsi.go.jp/)でモデル化したい場所を表示します。
右上の機能から3D→大or小を選択すると3Dモデルを作成出来ます。

3Dモデルの作成の画像
3Dモデルの作成

完成したモデルが表示されるので、問題無ければ必要なフォーマットの横のダウンロードボタンを押せばファイルがダウンロードできます。

今回はSTLファイルをダウンロードしました。

モデルの確認・保存の画像
モデルの確認・保存

国土地理院からダウンロードしたモデルは四角形に切り抜かれた状態になっています。
島のモデルはやっぱり円形が良かったので、CINEMA4Dに一度読み込み円柱でブールして丸く切り出しました。

CINEMA4Dで丸く切り出すの画像
CINEMA4Dで丸く切り出す

3Dプリント

CINEMA4DからSTLでデータを出力し、プリント用のデータを作成します。スライサーはcuraを使用しています。

今回は観賞用で強度は必要ないので、プリント時間優先で厚み1mm、インフィル5%で作成しました。
12cmx12cmx1.8cmで4時間17分かかるようです。

スライスデータを作成
スライスデータを作成

3DプリンターはAnycubic i3 Megaを使用しています。
鳥島は溶岩質が多くグレーっぽい色なので、黒のPLAでプリントしました。
インフィル5%なのでスカスカですw

3Dプリント中の画像
3Dプリント中

プリント出来ました。
積層密度は0.2mmにしたので、若干ガクガクはしていますが、良い感じです♪

3Dプリント完成の画像
3Dプリント完成

後は衛星写真を見ながら、アクリル絵の具(クサカベのAQYLA)でペタペタ塗っていきます。

アクリル絵の具で着彩の画像
アクリル絵の具で着彩

細かい凹凸は3Dプリントで再現出来ているので、地形ごとの色をざっと入れてもそれっぽくなりますね。楽しいですw

完成の画像
完成

鳥島は吉村昭の小説「漂流」の舞台になった島で、小説を読んでから一度は行ってみたい場所です。
定期便も無い無人島なので行くハードルは高いのですが、とりあえず3Dモデルを見ながら満足しています。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です