OctaneRender覚え書き①IBL(イメージベースドライティング)
OctaneRenderをしばらく放置してしまっていたので、使って行きながら機能を書き出していこうと思います。
今回はIBL(イメージベースドライティング)を試してみます、IBLとはHDR(ハイダイナミックレンジ)の画像を使用してライティングをする機能です。
簡単にそれっぽいライティングが出来るので、私は良く使います。
最初にOctaneメニューからLiveViewerWindowを出して、ビューにドッキングしてしまいます。(ドッキングはお好みで良いと思います)


何でもいいので、球や立方体などオブジェクトを作成して、LiveViewerWindowの一番左のプレビューボタンを押せばライブビューワーにレンダリング画像が表示されます。

IBL(イメージベースドライティング)の設定
Cinema4Dメニューの作成→環境→空で、空オブジェクトを作成します。
作成した空オブジェクトを右クリックして、C4doctaneタグ→Environment Tagを追加します。

続いて先程追加したEnvironment Tagを選択して、下のMainタブのTextureにHDR画像を読み込みます。
今回は[beach_probe_con.HDR]というファイルを読み込んでみました。

これでHDRによるライティングがされました。
Powerの数値で露出が、RotX・RotYでテクスチャーの投影位置を回転させることが出来ます。

OctaneRenderでは基本的にCinema4Dのオブジェクトを追加し、それにC4doctaneタグを追加する形で設定をしていきます。
今回は空オブジェクトとEnvironment Tagを別々に追加しましたが、LiveViewerWindowのObjectsメニュー→HdriEnvironmentを選択することで、空オブジェクトにEnvironment Tagが付いた状態で作成することが出来ます。

カメラやマテリアルなどもLiveViewerWindowのメニューから作成するようにすると一手間省けて便利です。
